2000年11月1日にAmazon.comの日本版サイト「Amazon.co.jp」としてオープンして以来、事実上1社が独占的に提供するオンラインストアとしては最大規模を誇るインターネット小売販売である。
一部では通称として「尼」や「密林」が用いられている(アマゾン川の流域が密林であり、密林の木のように大量・多種の商品を扱っていることから)[要出典]。
開設当初は書籍のみの取扱いであったが取り扱い品目を増やしていて、現在では
書籍
CD/DVD
家電、AV機器、PC
ゲームソフト、おもちゃ
食料、化粧品、キッチン用品
スポーツ用品
ベビー、マタニティ用品
時計、アパレル、シューズ用品
などについて一定の品揃えを有している。
Amazonの特徴は、ポータルサイトを通じて商取引を行うことにある。
そのポータルサイトのエンジンであるA9.comには強力なレコメンデーション機能があり、これもAmazonの特徴になっている。
レコメンデーションとは、顧客の趣味・趣向・場合によっては思想信条・性的趣向などを購入履歴に基づいて割り出し、同様の傾向を持つ他の顧客の購買傾向を踏まえたうえで商品をサイト上やダイレクトメールによって推奨するなどの、営業・宣伝活動を自動で行う機能を意味する。
この機能については、米Amazon.comによって行われているサービスと基本的に同じであるため、詳細はAmazon.comの項の「Amazon.comのレコメンデーション機能」の節を参照のこと。
ほとんどのAmazon出荷の新品商品は、配送1回あたり1500円以上の注文で国内配送料が無料となる。
2000年11月1日、Amazon.comの日本版サイト「Amazon.co.jp」としてオープン。
2001年5月9日、「Amazonアソシエイト・プログラム」開始。
アソシエイト・プログラムとは成果報酬型のアフィリエイトである。
2002年11月6日、「Amazonマーケットプレイス」導入。
マーケットプレイスとは、第三者である出品者と購入者が売買契約を成立させる場所であり、アマゾンは取引を成立させる場を提供するだけである。
2006年6月12日、「Amazon e託販売サービス」開始。
e託販売サービスは、販売権を持つ出版社・メーカー(主な利用者は小規模の出版社やインディーズレーベルなどが多い)など向けにアマゾンで委託販売を行う。
年会費が必要で、仕入掛率は基本的に商品カテゴリごとに決められており、60%または63%一律となっている。
2007年4月24日、「マーチャント@amazon.co.jp」開始。
マーチャント@amazon.co.jpは法人向けのサービスで、企業がアマゾンの持つプラットフォームを利用して商品を販売する仕組みである。
Amazon.co.jpの中に企業独自の専用ウェブサイトを持てる、独自の配送料金や返品ポリシーの設定ができるなどの特徴がある。
2008年4月14日、オープン以来のサイトデザインをリニューアルするテストを開始した。
2008年4月24日、「フルフィルメント by Amazon」開始。
フルフィルメント by Amazonは、マーチャント@amazon.co.jpを利用している企業の商品をアマゾンの倉庫で保管・管理し、カスタマーから注文を受けるとアマゾンの商品と同様に梱包し直接出荷するサービスである。
フルフィルメント by Amazonを利用する場合、保管されている間は保管手数料が、発送される際には配送代行手数料が発生する。
2008年11月27日、靴とバックを扱うサイト「Javari.jp」をオープン。
専用倉庫:フルフィルメントセンター(アマゾンジャパン・ロジスティクス株式会社運営)
千葉県市川市塩浜2-13-1(2005年までは塩浜1-9-2)
千葉県八千代市上高野2039-1
大阪府堺市堺区築港八幡町(2009年8月から)
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